yahhoi's novel.

私ことやっほいの小説置場です。オリジナル小説に加えレギオンズの皆様との小説、堕華さんとの提携小説や東方二次創作等を書いていきます。

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

東方修行僧 44

「ん・・・ここは?」 ヴァルドは目を覚ました。そこは全く知らない湖の畔だった。 「俺は確かボスと話してて、それで・・・っ、ボスっ!」 ヴァルドは勢いよく立ち上がった。 「ボスは死ぬ気だ・・・。ボスを、止めないと・・・」 ゆっくり一歩、また一歩と…

東方修行僧 43

ヒューマノイドと華扇。二人の決闘は熾烈を極めた。現在までに至る戦闘技術、パワーを駆使し戦うヒューマノイドに、妖怪ならではの圧倒的な破壊力と耐久性を持って迎え撃つ華扇。二人のいた場所は木々が薙ぎ倒され、大地は抉られ、如何に修羅場であったかが…

東方修行僧 42

「う・・・」 「あら、気が付いた?」 「お嬢様・・・」 咲夜は起き上がろうとする。が、体中の痛みがそれを妨げ、彼女に肘をつかせた。 その様子を見たレミリアは、慌てて咲夜を支える。 「咲夜、大丈夫?」 咲夜の体を気遣うレミリア。 しかしレミリア自身…

東方修行僧 41

時間は少し遡りーー。 「はぁ・・・はぁ・・・」 「中々にしぶときものよ。だがいつまでもつかな?」 「くっ!」 アジは態勢と立て直す。一体何回こいつを殺したのだろうか?二桁、いや三桁はいったかもしれない。しかしマインドは尚もピンピンしている。 対…

東方修行僧が40話になるなんて思いもしなかったよ。

「ふ、ふざけたことをぉぉぉおっ!!」 アシッドは手を前に突き出す。 その動作に呼応しアシッドの周りの酸が魔理沙を溶かしてくれると言わんばかりに発射された。 「甘いぜっ!」 魔理沙は半ば余裕の笑みを零しながら放たれる酸を軽々と避ける。 (ならば、…

東方修行僧 39

「ほらほら避けろ避けろ~」 アシッドの溶解液が断続的に放たれる。勿論一度でももろに喰らったらゲームオーバーなのだが・・・。 「ふん、こっちは避けるスペシャリストだぜ!」 魔理沙がそう豪語するように、幻想郷の住民は弾幕ごっこという遊戯の中で動体…

東方修行僧 38

二人の拳が交差する。刹那、激しい衝撃波で周辺の木々が木片と化した。 両者の勢いはまだ劣らない。ヒューマノイドはすぐに逆の手で華扇の顔面めがけ拳を突き出すが、華扇はそれを払いのける。 上手く力を受け流されたヒューマノイドは一瞬バランスを崩した…

東方修行僧 37

「お前まだ動けたか!また厄介なのが増えたぜ・・・」 「弱い奴程よく吠えるってね」 何だと!と魔理沙がアシッドに食って掛かろうとしたところをヒューマノイドは慌てて止めた。 ヒューマノイドも情報だけなら知っている人物。魔理沙と霊夢、更には萃香とい…