2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧
ガシッ。 「ッ!」 今度は華扇の方が背負い投げをした。 (速いッ!) ヒューマノイドの体が宙に舞う。そして頭から地面に・・・。 ところがヒューマノイドは思いっきり体をくねらせ、体が地面に着くギリギリのところで両足で着地した。 その衝撃は両足の周…
※この小説は一部堕華さんやスフォルさん、クトゥルフさんのオリキャラ及び設定を流用しています。 興味のある方はどうぞこちらへ↓ スフォル→スフォル (id:minustic000) 堕華→堕ちた翠の華 (id:qaswedcxzz) クトゥルフ→cthulhu (id:so-nanoka-9) では本編をど…
「妖怪だって!?他の世界から妖怪が来てるのか!?」 「何も不思議ではないだろう、幻想郷の様な世界が他にあったところで」 「で、何の妖怪なんだ!?」 「それは・・・」 アジはそっと空を見上げた。 ヒューマノイドは腰の辺りから二丁拳銃を取り出した。…
「全く、お前こんなにトロかったのか?」 「五月蠅いなー。そんなに焦る必要もないだろう?」 そういって、茂みえを掻き分けながら男は姿を現した。 身長おおよそ165センチ。体つきがよく、見かけによらず丁寧な口調。それはマインドもリーザも、アジも予…
「はっ!」 「ふんっ!」 勇儀と聖、二人の拳が交差する度に莫大な衝撃が周囲に巻き起こり、木々は皮を削がれ、土は身を抉られていく。 二人の勝負は全くの互角だった。このままでは同じタイミングで両者が倒れるか、ひょんな事からどちらか一方だけ生き残る…
「鬼相手にスペルカードは無用っ!」 聖がエア巻物を翻すと、それに伴い聖の体が赤黒く発光する。 「かかってきなっ!」 勇儀がそういった瞬間、聖が視界から消えた。 「っ!」 勇儀が気付いたときは既に聖は勇儀の背後に回っていた。 魔法で極限まで強化さ…
ここはどっかの森ーー。 「WRYYYYYYYYYYYYY!!行くぞ行くぞぉぉぉぉおっ!!」 「少しは落ち着いたらどうなんだ・・・」 アジとリーザ、紅竜玉神殿に住まう二人の荒くれ者は今、ヒューマノイド奪還に向け張り切っている。 そのスピードたるや、天狗に勝ると…
「はぁっ・・・はぁっ・・・」 「逃がすか!追えッ!追えッ!」 「くっ・・・」 逃げ続ける魔理沙に、敵の追手は容赦なく襲い掛かる。 「よし、掃射!」 鉛弾の嵐が魔理沙に浴びせられた。 魔理沙はなるべく狙いを一点に集中させまいと上下左右不規則に動き…
その頃別の場所では、幽香と勇儀、レミリアの三人が命蓮寺組と対立していた。 「あらあら。命蓮寺の尼僧さんがこんなところで何を?」 「さあ、何故でしょう。急に倒れてしまって気が付いたら体の自由が利きませんでした」 「奇襲・・・また残酷な運命ね。真…
「おーい!いるかー?」 ここ、魔法の森では魔理沙と咲夜がヒューマノイドを探していた。 「いるなら返事しろー」 「ここには居ないみたいね」 「そうだな・・・うん?あれは・・・」 魔理沙が目を凝らした先には、ピンク色の短髪で水色を基調とした服を着た…