武器資料1 MilBall Mk.l(ミルボールマークワン)
通称ミル。八十島介渡が開発した隠密行動に特化した携帯情報端末。
名前の由来は呼名のしやすさと情報を「見る」事から(ひねりが感じられない)。
名前の通り球体で、中心に大きな目玉のようなカメラが搭載されている。非常にコンパクトで非使用時はベルトにつけられたホルダーに収まっている。
機能
ミルは該当ミッションに関連する情報を任務中でも簡単に確認出来るように開発されたもので、カメラの横にあるボタンを押すと何万本もの光線がカメラより発せられて画面となり、この画面で所持者は情報を確認することが出来る。
・情報確認機能
ミルには作戦行動地のマップや敵兵士、大型兵器の大まかな位置、作戦の概要などの様々な情報がつめこまれている。所持者はそれで現在地を確認する他、行きたい場所にマーキングをつけたりすることも可能。
・ステルス機能
ミルにはステルスモードになる仕様が施されており、使用時にはこのステルスモードで所持者の付近を浮遊してくれる。この状態では敵からも視認できないが味方からも視認されない。「ミル」と名前を呼ぶと所持者に接近してステルスモードを解いてくれる。
・偵察機能
ミルには偵察に関連するいくつかの機能も搭載されている。カメラを使って録画をしたり、録音も出来る。前述したステルスモードと併用して遠隔操作することで偵察もしてくれる。偵察時に発見した敵は自動でマーキングをつけてくれる。
またカメラにはサーマルや暗視カメラ、ソナーも付与されている。
・ハッキング機能
ミルを敵の情報端末にかざすと、自動でハッキングする事が出来る。ハッキングした端末は情報を抜き出す他にもミルを介して操作することも可能。また書類にカメラをかざすとミルがレーザーポインタで読み取り、データ化して記録することも出来る。
八十島介渡の四千年の技術が結集した至高の逸品。壊すとかなり怒られる。