yahhoi's novel.

私ことやっほいの小説置場です。オリジナル小説に加えレギオンズの皆様との小説、堕華さんとの提携小説や東方二次創作等を書いていきます。

東方六方晶 ~第1話:幻想郷は全てを受け入れてくれるらしいが受け入れ方が雑すぎる件~

(ん・・・あれ?ここってどこだ?)

ヒューマノイドは目を覚ました。

そしてとりあえず状況を整理した。

(あの後紫にスキマ送りにされてそれから・・・って、適当に送ったんだからそれからも無いか。じゃあ今の状態を確認しよう。とりあえず風が凄い。頭から風が吹き抜けて・・・って何で頭から?)

そこまで考えてヒューマノイドは上を見た。

(あれ?何で頭上に陸地があるんだ?いや、もしかしてあれが天界と言うやつか?じゃあ下には・・・)

と、ヒューマノイドは下を見たが、そこには雲が広がっているだけだった。

(要するに今俺から見ると足元に空が広がってて、頭上には大地が広がってる。つまり普通と逆になってる訳だ。しかし幻想郷の重力は逆なんて紫が言っていたか?となると、逆なのは俺ってことか?じゃあ何故俺は逆になってんだ?)

そこまで考えてヒューマノイドはやっと一つの結論に辿り着いた。

「もしかして俺、落っこってる?」

 

 

 

「嘘だろぉぉぉぉぉぉぉおおお!?ってか何でもっと早く気づかないし俺!!」

考えてみれば当然の事だった。

「ってか何故紫はこんな上空から物語をスタートさせるし!?天空の城ラ○ュタですか!?」

一人であれこれツッコミを入れたところでヒューマノイドは再度上(?)を見た。

そこでやっと自分が考えているよりもっと深刻な状況に陥っていることに気づいた。

「・・・地面までもうそんな無いじゃん・・・」

距離にしておよそ15m。

ヒューマノイドはそのまま一気に地面に衝突した。

 

 

 

 

 

次回、幻想郷最速の生物登場