World travel episode 2 ~クトゥルフ神話編 part 14~
「・・・いってぇな」
俺の脇腹にミ=ゴの右腕が貫通していた。
「な、何ですか?これ・・・!」
優綺ちゃん、SAN値15減少。
「な・・・あ・・・」
岳大君、SAN値13減少。
「う・・・」
麗香ちゃんSAN値16減少。
「ヒューマノイド!くそっ・・・!」
水谷君、SAN値減少無し。
っと、皆のSAN値チェックが終わったところで・・・
「そろそろ離れろクソがぁぁぁ!!」
ミ=ゴを思いっきり殴って、無理やり体から右腕を抜けさせた。
「ヒューマノイド!その傷っ!!」
「五月蝿いなぁこんぐらい大丈夫・・・じゃないけど気にすんなよ」
そんな事を話していると、更に2匹ミ=ゴが現れた。
「ひっ・・・!」
「優綺ちゃんは離れてて。岳大君と麗香ちゃんは優綺ちゃんを頼む」
「わ、分かった・・・」
「う、うん・・・」
「水谷君、戦える?」
「勿論だ!」
「幸いあの粘液みたいなのは無さそうだな・・・よし、行くぞ!」