yahhoi's novel.

私ことやっほいの小説置場です。オリジナル小説に加えレギオンズの皆様との小説、堕華さんとの提携小説や東方二次創作等を書いていきます。

World travel episode 2 ~クトゥルフ神話編 part 6~

「着きました」

優綺ちゃんに連れられて俺達は優綺ちゃんの家に着いた。

「うん・・・まぁ豪華っちゃぁ豪華だねぇ・・・」

そんなことを呟きながら早速家の中に入った。

 

 

 

「お父さん、ただいま」

優綺ちゃんがまず家に入った。

因みに母親は病気があって入院しているのだという。

その為優綺ちゃんは父親と2人暮らししている。

「ハイ、おかえり」

この人が優綺ちゃんの父親・・・「綾村 哲志」。

「あれっ、岳大君に麗香ちゃん、漢太君も」

「「「こんにちは」」」

「それと・・・どちらさまですか?」

「すいません。私はヒューマノイドと申します」

ヒューマノイド・・・『人間に似たもの』ですか?変わった名前ですね」

「よく言われます(笑)実は山の中で彼女・・・優綺ちゃんが変な3人組に襲われてまして・・・そこで私が助けた次第です」

「そうですか・・・ありがとうございます。やっぱり、ウチの娘は母に似て美人ですからね。」

「ちょ、お父さん!」

「ははは。確かにお綺麗ですよね。私も初めて会ったときそう思いました。まぁ既に先客がいたみたいですけどね」

そういって、岳大の方を見た。

露骨に目をそらしている。それじゃバレちゃうよ~。

ちなみにさっきから優綺ちゃんの方から殺気が感じられるが気のせいだろう。

「その子と優綺ちゃん両思いらしいですよwだって明らかに目が合ったら顔赤くしグホッ!?」

やっぱり気のせいじゃなかったようだ。もの凄い勢いで足を踏まれた。

それでも尚、殺気は勢いを増す。

「・・・何か色々あるようですね。優綺もリア充の仲間入りか。寂しいなるなっていったい!!」

お次はお父様が餌食となった。

あの人とは話が合いそうな気がする。

「さて・・・話を戻しますが・・・勝手ながら、その方達の名刺を拝借させていただきました」

「ほう・・・大胆な」

「そしたら・・・『株式会社 ハッピーフル』と書いてありまして・・・」

「っ!?」

「・・・その反応を見るに、やはり何か知っているようですね。話していただけませんか?」

「・・・駄目だ・・・この実験に関わってはいけない・・・!」

「どうかしましたか?もしや奥様を人質にとられていたり?」

「っ!!!」

「やはりそうですか・・・だから話せない、と。まぁそれではしょうがありません。ここからは独自に調査を進め」

「・・・ちょっとまってくれ」

「はい?」

「絶対に隠密行動をとれるか・・・?」

「もちろんです。プロですから」

「絶対に?」

「もちろんです。プロですから」

「では・・・話しましょう・・・」