yahhoi's novel.

私ことやっほいの小説置場です。オリジナル小説に加えレギオンズの皆様との小説、堕華さんとの提携小説や東方二次創作等を書いていきます。

World Travel episode 2 〜クトゥルフ神話編 part 3〜

それから暫く山を下ると、街に出た。

「この街で問題無いよな?」

「はい、大丈夫です」

この街は賑やかで人々に活気がある。

そんな印象を受けた。

「「「おーい!」」」

すると前からこれまた高校生ぐらいのまたまた3人組が走ってきた。

「優綺ー!何処行ってたんだよ!」

「ホントよユキ。心配してたんだからね」

「おい貴様。綾村に何かしたのか!?」

「ち、違いますよ!この人は私を助けてくれたんです!」

見当違いな誤解を受けたが、優綺ちゃんが助けてくれた。

「そ、そうなのか?おい、お前、綾村を助けてくれたのか?」

「嘘だと思ったら食べて下さい」

「そ、そうか。悪かった。俺は水谷漢太。綾村の同級生だ」

「私は黒野麗香。水谷と同じく優綺の同級生」

「僕は兼本岳大。二人に同じで綾村の同級生」

「兼恋人ってこt」

「ち、違います!!親友です!!」

図星か。

というのもさっきからずっと優綺ちゃんの方をチラ見している。

しかも目が合った時お互い目を伏せているんだからこりゃ両思いだな。

「自分の気持ちは素直に言った方がいいぞ?今みたいに誤魔化すと余計な誤解が生まれるからな」

「うっ・・・ですから何ともありませんって。な?優綺?」

「え?あ、ハイ!確かに幼稚園からずっとクラス一緒でしたけど!!」

「いやそれすげぇな。雷に当たる確率よりも低いんじゃねぇか」

「そんな確率知りません」

「その敬語やめて貰っていい?俺14なんだ」

「え?」

「まぁ正確にいうと違うけど・・・どうでもいいや」

「いや気になります」

「っていうか立ち話もなんだし誰かん家行こうぜ?ってことで岳大よろしく」

「ゑ」