World Travel episode 1 〜家庭教師編 最終回〜
ーー数時間後ーー
「いや〜儲かった儲かった♪」
大会優勝賞金、10億円。
大人の成人男性が一生で稼ぐお金は平均2億円。
つまり、5回人生をやり直しても足りる額だ。
それはさておき。
「「・・・(怒りの目」」
この二人の人間によって私ヒューマノイドは命の危機に瀕している。
ってか殺気がヤバイ。
「あのぉ〜フェイs」
「あぁ?(怒)」
「いや、すいません・・・ところでアイm」
「んん?(怒)」
「あは・・・あはは・・・」
・・・沈黙。
「・・・先生」「・・・アナタ」
「は、はいっ!!」
「「どうなるのか・・・わかってるよねぇ・・・」」
「え〜どうなるんですk」
ボッコーン!
「・・・何か頭の上に富士山があるんだけど」
「それも三重にね」
「人を命の危機に追い込んで散々貶して。こんなんでもまだ足りないわよ」
やはり二人共相当ご立腹だった様子。
3回も人の頭殴っておいてまだ顔には殺意を浮かべている。
「ところでさ・・・これからどうすんの?二人は」
「「?」」
この二人・・・息ピッタリだ。
「随分仲良くなったみたいだけど・・・受けるの?試験」
「まぁ俺に決定権は無いし・・・アイミアが決めていいよ」
「え?・・・わ、私!?」
お、この流れは・・・
「わ、私は・・・」
ひょっとしたら・・・ひょっとすると・・・
「えっと・・・そのぉ・・・///」
「ツンデレですか?アイミア殿www」
<ボカッ
「Σ(゚Д゚ υ) イタ!!」
「・・・うるさいわね、黙って頂戴!」
はいはい。
そんなこんなで30分後・・・
「・・・ねぇまだぁ」
「い、いや・・・えっと・・・」
「はいということで試験を受けるに決定!!お疲れ様でした〜!」
「は!?ちょっと、なんでそうなるのよ!?」
「何か問題でも?」
「いや・・・無い・・・けど///」
まぁそうだよな。フラグだ。