yahhoi's novel.

私ことやっほいの小説置場です。オリジナル小説に加えレギオンズの皆様との小説、堕華さんとの提携小説や東方二次創作等を書いていきます。

World Travel episode 1 〜家庭教師編 part1〜

俺の名はコバルディノ・ヒューマノイド

レギオンズΣ団員であり、現在絶賛世界旅行中。

世界旅行ってのはアメリカとかイギリスとかを旅しよう!

・・・ではなくて、

『別世界』とか呼ばれる無数の世界を旅するという事。

そんで今回依頼を受けて向かった先は・・・

「私がこの国の王、アントである。」

何かこの人が支配してるらしい国である。

「あ、はい。よろしくお願いしま〜す。」

あからさまにテキトーな敬語で返事する。

「そなたが今回息子の家庭教師をやってくれる方であるか。何卒、よろしくおねがいします。」

「へぇ〜、王様って聞いたからなんか威張ってくるのかと思ったら、案外しっかりした人だな。」

「なっ!王様にそんなご無礼をっ!!」

「別に俺の王様じゃねーし。それに堅苦しいの嫌いでさ。」

「貴様っ・・・!」

「まぁ良い。それより、結果は残してくださるんでしょうか?」

「何だ?依頼した相手を信用してないのか?」

「いえ・・・その・・・。」

「?」

「今まで15人程の家庭教師を雇いました。ところがどの方もお手上げ。それぐらいひどいんですうちの子。」

王のくせに普通の主婦みたいなこと言うなこの人wwまぁ、いいか。

「本当の家庭教師じゃない貴方が・・・出来るでしょうか?」

「じゃあ依頼すんなよw」

「・・・。」

「まぁ切羽詰まってたんだろ。だいじょぶだってウチのギルド恐らくもっとひどいのうじゃうじゃいるから。過去にそういう傷を負った人達がね・・・。」

「そう・・・ですか。」

「そこでも一時期隊長として面倒見れたんだ。それに話術は自信があるしな。」

「・・・では、その大役を託してもよろしいですか?」

「だいじょぶだ。問題ない(キリッ」

「・・・。」

「あ、そうそう敬語じゃなくてタメでいいから。」

「え?あぁ、分かった。」

「では早速王子の元へ案内して欲しいのだが。」

「あぁ、こっちだ。」